2011.06.09
Juggle Jam CD発売記念ライブ Guest Sax : Mike Metcurf
6/7(火)にJJのCD発売記念ライブを行いました。場所は南蛮屋。
ほぼ満席の状態でのステージとなりました(御礼!)
去年知り合ったAlto SaxのMikeが来日しているとのことで、急遽今回のステージでの共演となりました。
実は去年の今頃、友人を通して仲良くなったのですが、一緒に演奏をしたいと思いつつ彼の帰国までに実現しませんでした。
今回、1年ぶりの再会でようやく実現。良かったです。
さて、演奏の方はCDに入っている曲をメインに、SAXに合いそうな曲を選曲。Mikeには、全部の曲に参加してもらいました。
Altoなので、雰囲気がFusion風になり、「爽やか~」なステージとなりました。お客さんからも「ジャズなのに暗いサウンドじゃなくて聞き易かった」と言って頂きました。
元々、私のギターも「爽やか系」は得意とする所なので、MikeのSaxが加わり、いつも以上に爽やかなジャズになったと思います。
MCでも話しましたが、私の爽やかさと潔さ、佐藤さんの芸術性と繊細さ、宇都宮さんの包容力が混じり合ってJJの個性なのではと思っています。
今回は、一般のお客さんに混じってCUEの生徒も沢山見に来てくれたのですが、
Alto Saxと一緒にFusion系のギターを私が弾くのを見るのは珍しかったことでしょう。
本当にギターとSaxは相性が良いと言うか、Altoの音域とギターの音域がぶつからないし、コードは自由に弾けるので単純に楽しいです。
またMIkeは23歳ですが、楽器を十分に鳴らし切り、音がとても良く、勢いもあるし、フレージングもアメリカン。
アメリカの匂いが漂って来て「やっぱ、SAXはこうだよなぁ~」と。
彼とは1回のリハしか出来なかったけど、十分に曲を理解し、フロントマンとして十分な働きをしてくれました。
CDはトリオでの演奏が収録されていますが、今回はSAXを加えて4人。サウンドがカラフルになって楽しかったです。
いつもCUEでは一緒に演奏しているけど、JJのライブは初めて見に来た生徒から、「今日は歪みSOLO」が多いですね。と言われました。
選曲がfusion寄りになったから、そう感じたのかもと思いました。
レッスンとかCUEのセッションではジャズスタンダードでクリーントーン(アンプ直)ばっかりだし(笑)
でも、普通のジャムセッションの状況では、「全く触った事も無いアンプに直刺しで、クリーントーンで勝負」っていうのが基本だし、
どんなアンプが置いてあるのか解らないのに、下手にエフェクト持って行って、セッティングでモタモタしたり、音を出したらアンプとの相性最悪で音が気に入らないので演奏に身が入らないうちに終わってしまう、、ってこともあるので、
アンプ直が一番リスクが少ないと思います。経験者は語る(笑)
終わった後に、エフェクトボードを興味深げに何人かの生徒が見ていました。
ボードの中身はトリオのバンドでカラフルなサウンドを出したい私には最小限のセットです。
私が大学生の頃に買ったエフェクターとかが幾つか入っているので、彼らは見た事の無い物が多く、??となっていました。
配線と機能を説明したら、結構感化されていたので、彼らの次のジャムでエフェクターが増えそうですね(笑)
自分の気持ち良いサウンドで演奏するのが一番です!
レッスンでのプレイとライブではやはり違いますから、生徒が私のライブを見に来たら、
私のプレイから何かを得てもらえるステージをやり続けたいと思っています。
私は女性ですが、昔からギターを分解して元に戻せなくなって楽器屋さんに持って行って呆れられる、、、
というような好奇心旺盛な若者時代を過ごし、
80年代のFusionに感化されてギターを始めました。
そういえば最近は、受付でケーブルを半田付けしてると、男性のお客さんから驚かれます(笑)
「仕事ですからなんでもやりますよ!」と言ってます。
私は電気の知識とか無いんですが、昔から楽器屋さんの修理している所をじ~っと見ているのが好きで、「緊張するからそんなにじっと見ないで~」と言われてました(笑)
なので、今回のライブ、オリジナルあり、スタンダードあり、80年代fusionもありのステージでは、エフェクトを含め自分の音にて楽しく演奏させて頂きました。
ご来場の皆様の温かい声援、どうもありがとうございました!
次回のJJライブはトリオにて、刈谷Birdland、7/26です。