2011.05.28
本日、木村万作さんとセッション☆
先週の火曜日のJJリハが終わった後、ベースの佐藤さんから「金曜日に万作さん来るからギター弾きに来ない?」と突然のお誘い。
どんな曲やるの~?と、ゆる~く話しをしていたら、Jeff BeckとかCarltonとか、Marcus Millerってことで。
ジャズって感じより、ロック、ファンク、フュージョンっぽい選曲ということでした。
金曜は途中から仕事をスタッフに替わってもらい、少し遅刻して会場に到着。万作さんを紹介され握手。
そしたら、いきなりジャズのセッションお願いということで、2曲程ジャズを演奏。歌ものとインストでした。
なんか、佐藤さんが私のプロフィールを万作さんに吹き込んであったらしく、2曲弾いた所でホストメンバーに抜擢して頂き、いきなり来た曲を何とかこなすという大任をまかされました(汗)
ブルースを弾いている常連さん達の間は休憩しつつ、演奏を鑑賞しておりました。
そしてJeff BeckとかCarltonとか、Marcus Millerを演奏、、、というか、私はセカンドギターを手伝いつつ、ソロをガッツり弾かせてもらいました(笑)
佐藤さんの生徒さんでギターの高校2年の男の子がJeff BeckとかCarltonの2曲弾いていましたが、いや~上手かったというか、ガッツがあるし、テクニックも十分、気合いで弾ききっていてかなりGOODでした。将来が楽しみな男子です。
その後、歌もの2曲を演奏。Chaka KhanとAretha Franklin。殆ど耳で付いて行く感じだったけど、まあ楽しかったから良し。
その後、テキサス系ブルースやら元気の良い演奏を鑑賞していたら、最後に万作さんが、
「まだ弾き足りなければ、やるよ。何を演奏しようか?」と言って下さったので、
JJで、たまに演奏している3拍子の曲と、Richmanのフュージョン曲の譜面を渡してセッションをお願いしました。
ステージ上で、構成確認。説明すると、パパっと理解してもらえ、
初見とは思えない素晴らしいドラミングで、、、、、ここ何年かこんな感動は無い位楽しく演奏させて頂きました。
万作さんは私の出す合図一つ一つを的確に捉え、エンディングをどうするとか話してもいないのに、エンディングの決めが3人とも完璧にシンクロして
ちょ~感動しました。お客さんもかなり喜んでくれました(喜)
佐藤さんのベースはいつも通り安定してましたので、何も問題無し。何よりも2人のリズムセクションのコンビネーションと安定感と言ったら、、、素晴らしかった!
特に万作さんのゴーストノートの出し方が、全てツボにはまっていて本当に心地良かったです。
万作さんは、土曜、日曜と小田和正のツアーで演奏されるようです。 しかし、夜遅くまで何時間もいろんなジャンルを叩きまくって、
また明日から、有名ミュージシャンのバック演奏ですから、とんでもなくタフですね。
小田和正ツアー以外では、松岡直也バンドとか浜田省吾バンド、布川俊樹さん等と活動されているドラマーです。
また、一緒に演奏しようと言って下さったので、次のセッションが楽しみです。
そういえば、私の席から万作さんのドラミングが真横から鑑賞できたので、手足の動きとか、リズムの捉え方、刻み方が良く見えてとても勉強になりました。どんなジャンルを叩いても、出る所は出て、支える所はしっかり支える、色々なパターンを繰り出してバンドサウンンドを飽きさせない様に引っ張っていく。ドラムセットという空間を自由にコントロールしている様が見て取れました。そりゃ、小田和正が万作さんを指名するのも頷けます。
また、万作さんがギターを弾いて、ボーカルDUOでボサノバを演奏していました。何曲がレパートリーがあるようで、普通にギタリストと言えるレベルで、ビックリしました。
やはり、コード楽器演奏できるんだよね、一流のプロドラマーは。じゃなきゃ、30年以上も日本の音楽業界の第1線で活躍し続ける事なんで難しいよな、、、と、しみじみ感じていました。
なんか、モチベーションが上がってきていい感じです。色々な事を感じて実りのあるセッションでした。
万作さんの顔を初めて見たとき、佐竹ドラムショップの佐竹さんに雰囲気が似ているな~と思いました。
成熟したテクニックを持つ、落ち着いた大人なドラマーの顔なのかな~と、そんなことを考えていました(笑)
さて、6/7(火)は、Juggle Jamのライブとなります。また南蛮家に出没します。
お時間のある方は是非見に来て下さい。今回はレコ発! 次はいつレコ発になるか解りません、、、(笑)
Juggle Jam CD発売記念ライブ
南蛮家
19:30~ 2ステージ
チャージ 1500円