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2000.07.07

Jean Marc Belkadi

昨日は、Junji君のアンプを買いにギターセンターなどを回った。帰ってくると電話でセッションに誘われ、結局夜8時半からなんと深夜12時まで延々とセッションになった(トリオだったので帰してもらえなかった)。

イスラエル人のベースとドラムで、見た目はブラジルの白人みたいだった。ベースはTal。Army Bandでジャズとかやってた人で上手かった。ドラム(名前忘れた)もそつない演奏で反応が速かった。やつらラテンとか知らない曲ばかりもってきておまけにkeyがGbとかで16分音符。ちょっと初見きついなと言ったが、「Barkleeだろ?」などといわれてしまったので、こりゃやるしかないって感じになって、必死に読みましたよ。結局彼等は、良くあるひがみの感情からBerkleeといったのではなく、私がどれくらい読めるか解らなかったので好きな曲を持ってきただけだったのだが、はじめは拷問かと思った。でも、トリオでジャムるとメロディーもコードも弾かなきゃ成らないし、ソロでもフレーズ考えないとコードサウンドが聞こえてこないので、チャレンジしがいありますね。でも長時間だと飽きてくるな。ネタ無くなってくるし。こういう場合はジャズがいいな。

Exhaustedして帰ってきたら、room mateが悩んでいると言って部屋にきた。私の人生観を語って、励ましていたら(楽しかったけど)、夜中の3時半をまわってしまっていた。慌てて寝た。

今日から朝9時から12:30まで、語学学校がはじまりました。
一時間めから代講先生で慣れて無いのかぶっ飛びのスピードでまくしたてられ、最後の会話のクラスはひとクラスに3人なのだが、一人休んだため、先生含め3人で、「戦争について」「政治について」とかの真面目なトピックを一時間半ノンストップで滅茶速いスピードでまくしたてられた。最後の30分は放心状態に陥りそうだったが、気力で耐えたって感じ。これがもっと人数いたらもう少し楽なんだろうけど、直ぐに意見を聞かれるので全て漏らさず聞いなきやいけなかったため、きつかったー。
日本で習うより遥かにレベルが高いな、そりゃそうだ。日本にいる外人なんてバイト感覚で来てるひと多いので、教えるプロじゃ無い場合も多いもんな。

午後からは、Tom Andersonの工場にいって、本人と話し本人が使ってる自分用のギターなんかも弾かせてもらった。Valley Artsの余りにもはじめに注文をつけ過ぎて
(レポート用紙4枚にわたってリクエストを書いていった。私にとっては普通のことだ。オールカスタムメイドをやるビルダーに頼んだ方が良いのではないか?と言われたが、あなたで無ければダメなのだと食い下がった。)
しかし、ネックはValley Artは小さすぎてここでは作れないといわれ、HSHのピックアップコンビネーションもうちのギターには合わないから乗せない、2Hのみだ。と言われ、ネックもメイプルではなくマホガニーのみ。実際私は他の工場を探した方が良いかな、、、と思い始めていた。

とにかく、cobra guitar (medium scale guitar)を弾いてみなさいと言われ、置いてあったLine 6 Amp で弾いていたら、(他にもビンテージアンプがいろいろ置いてあったがわけ解らんかったので、)じゃんじゃん電話が掛かってきて彼は忙しそうにしていた。ちなみに月曜は工場の人は休みだったのでシーンとしていた。彼だけ今日は働いているとのことだった。
電話の邪魔してもなんなので小さい音でjazzとか弾いたり、電話が終わったらVan HalenのRiffとかいろいろな音で弾いていた。
とてもバランスのいい音がした。指板の最低から最高まで全て同じ音色がする。
Buzzy Feiton tuningがセットされているので、耳でチューニングするのはちょっと大変そうにしていた(専用のチューナーを買った方が良いと言われた。)
相手がアメリカ人なので、大袈裟にここと、ここがバランスの良いギターだと、要所要所を持ち出してほめまくった。でも、調整がまだ終わっていないギターしかCobraが無かったので、「調整が終わればもっと良くなるんだよね」聞いてみたら、嬉しそうにして「ちょっと君には大きいけど、俺のギターを弾いてみる?」といって弾かせてくれた、フェンダースケールでネックも太めだったが、物凄く弾きやすいギターでぶったまげた。ちょっとー凄い良いじゃんこれ、、、、、、。
前回のValley Artsの時も、YAIRIの時にも経験したことだが、クラフトマンとは注文の多い顧客を納得させた時に満足感が得られるのじゃないか?と思える。
だから、目的がかなうかどうか別として、思ったことは全部ぶつけてみて相手の反応をみて次にどうするか考える。今回は、相手がギターの作り手としてプロと言うことを尊重して、自分はパーツ選びのプロでは無いので私の意見を聞いたうえで、あなたの意見を教えてほしいと言う線をずっと保っていた。
これが最終的に全くValley Artsと同じものを作れと言っているのでは無い、より良いギターを作りたいだけだと言う熱意を伝えることに成功したのだと思う。

最後に、「Tomは、どんな音楽をいつも演奏しているの?」と聞いたら、「どんな音楽も弾くよ、でもJazzは弾かない。もともと、アコースティックを長年弾いていたので、分厚いボディーが好きなんだ。だから自分用のエレキにも厚めのボディーを使ってる。ちょっと重いけどね。」と笑っていた。180センチ以上ある白人のおっちゃんで、短かめに切った髪のイメージは、なんかテニスプレーヤーのような外見。がっちりしていて太って無い。HPに写真が乗ってるので、暇の人は見てみて下さい。注文は、ギターセンター前のMessa Boogieショップまで行かなきゃならないが、本人に私のオーダー用紙を埋めてもらうようにお願いしたので、完璧だ。通常やらないと言っていたサンバースト塗装を「少しでもボディーが小さく見える方が良いんだけど、、、。」とねだってみたら、「OK。じゃあそのようにオーダー用紙に加えていて良いよ」と言ってくれた。(さんざん小さいギターの交渉をしまくっていたし、私からは大男の彼をいつも見上げる形で話していたし。やっと、私が小さいギターにこだわってるのを分かってくれたようで、大いに納得していた。)
笑顔で別れて帰って来たが、片道一時間半高速をぶっ飛ばすのはやっぱり疲れた。栗山氏の英語学校の先生とバンドを見に行こうという予定があったが、疲れ果てて行けませんでした。

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