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2000.08.08

Gig at Star Bucks Coffee Shop

土曜の昼過ぎに、またDaveの家にJamしに行った。1時間半程弾いたら、夕方からのStar Bucksのギグでもひくか?と聞かれたのでもちろんOKした。五時頃からセッティングして、6時頃スタート。私は大きいアンプを持って無いのでJC-120を貸してもらった。(Sounds Nice!) Drは、Tony(Australian),Bassはお馴染みEvren(Turkey), Dave(Pasadena)と私のQuartet。Daveは、Wesとか、George Bensonのようなギタリストで、いつもTrioでやっているので、メロディーとコードを同時に上手く弾く。今回は私が入ったのでまた違ったプレイをしていた。
(しかし彼はかっこいいプレイをする)Blues,StandardなどほとんどReal Bookからの曲だったが、土曜日のStar Bucksは結構たくさんのオーディエンスが居たのでエキサイティングだった。(弾き過ぎないように気をつけてたけど。たまには爆発フレーズもひいたけどね。)

お客さんの中には「いつも何時から始まるの?」とか聞いてくれる人もいて嬉しかったな。毎週あるわけでは無さそうだけど、また出来ると良いなと思ってる。小さい音でバランスを取るのって難しいね。ドラマーもけっこう上手くて、小さい音で演奏しるにも関わらず、リズムはハッキリ出てるので気持ちよかった。フレーズの掛け合いして盛り上がっても決して爆音にならない。これってテクニック要ることなのかな?でも気持ちよかったよ適度に音量が上がってくるのってさ。ドラマーはダイナミクスかなやっぱ。そう言えば、Mike Sternのクリニック(私が来る前)のメモを友だちに借りて見ていたら、「もし、良い音楽をやりたかったら良いドラマーを捜せ!それから、ベースをみつけろ!」と書いてあった。良い音楽=良いdrummer。これが成り立つのはやっぱりアメリカならではだなと思う。ここはDrummerの宝庫だから、凄いミュージシャンの中から、これまた自分の気に入ったグルーブのdrummerを探すことが当たり前。日本のように上手ければ(テクがあって、譜面読めれば仕事が来るというレベルではない。グルーブ一つを皆が自分の売りにしている。LAMAの生徒のドラマーのCal(ギリシャ人でSabianのエンドースの話が来てる)が言っていたが、彼はSimon PhillipsでさえJazzバンド(Swing)には向かないと言い切って居た。それよりも、フィットするドラマーが一杯存在するということだ。)あと、誰だっけ?ルカサーバンドでスカスカのロックドラム叩く人(忘れた)。彼はラッキーなだけで、実際彼は、ある無名のドラマー(凄いドラマーがそこのドラム教室から出てるらしいが私はドラマーの名前あまり知らないのでごめんよ)にレッスンを今も受けているらしいが、その先生の名前は世界の人は全く知らない。そしてその先生はプレイも凄いらしい。

金曜は、PhilippineのMichaelとセッションした。ベースは外人を使いたかったが皆予定があり見つからなかったので、始めて日本人のベース (kiku)とセッションになった。(まあ、なんとしてもMichaelとやりたかったので、よいかな、、、と)。かれは、Philippineの Top Player。テレビ、ラジオ、CM、はほとんど彼が叩いている。家族は全員ミュージシャンで大手の音楽学校を経営している。LAMAにはスポンサーが全額支給で来ている。アメリカのミュージシャンがPhilippineに来る時は必ず彼を雇うらしい。日野皓正からも、レコーディングの話がくる。東京でも、ジャズfestivalとかで数回演奏したことがあるとのこと。LAMA終了後は、ここの先生になる話がきているが、兄弟がアメリカの音楽大学に留学する費用を自分が稼がないといけないので国に帰るかも知れないと言って居た。実際、3週間のブレーク中はNYでレコーディングとライブツアーに行っていた。LAMAの先生が彼にどんどん仕事をまわしているようだ、、、と聞いている人物なので期待していた。出てきた音は、期待を遥かに上回るものだった。重めのスネアのタイミングの気持ちいいこと!!!。ベースとのコンビネーションが悪く残念だったが、これに黒人のベース(例えばMuecus Miller)が来たらどういうぶったまげるリズムセクションになるのか想像ついてしまうので、鳥肌ものだった。彼は、近い将来Marcus Millerとか、と演奏することになるだろう。(ひょっとしてもう経験してたりして、、、)。3HornBandでの演奏を見て、ラテンはかなり凄いことも知ってるし、とにかくどんなテンポのどんな曲をやっても、彼一人入ると芸術になってしまう。ため息ものだ。又彼は、ジャズピアノがめちゃ上手い。音楽大学で弾かされた、、と言っていたが、日本でならジャズピアノの先生にはなれる腕前だ。若干26才、しかし、出音は30代後半のアメリカのプロって感じ(ホントにプロの音してるんだわ)。

土曜の夜に、Dori Caymmiのバックでブラジリアンを叩いている Michael Shaphiro を食い入るように見て居た彼であった。ベースとのコンビネーションが心残りだったので、もう1回セッションを違うベースでお願いした。そしたら。「今度は君のオリジナルを持ってきてよ。」ということになり、JJ with 外人リズムセクションになりそうだ。鍵盤の代わりにDaveをさそったが、まだ連絡なし。bassはTal。そう言えば、TalもNYでTourの仕事を先生からもらい、二週間行くらしいが、そのまま帰国することになるようだ。(卒業式に出れないと言って居た)。

この、3ヶ月コネクション作るのに結構がんばったつもりだが、本当にいろいろな人に会ったし、助けられた。卒業後は国に帰る人も多いが、上手い子たちはきっとこの後も学校作ったり、プレーヤーをやっていくわけで、またアメリカとかで会えると良いなと思う。

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