名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

こんにちは！代表をさせていただいております、ギター科講師の志保です。

まんえん防止措置も解除となり、近所の川沿いに咲く桜を愛でる季節となりました。

2ヶ月に１回、レッスンの成果を皆で楽しくジャムセッション。まだまだ感染防止には配慮が欠かせませんが、新しい生徒さんも増え、少しづつコロナ前の活気が戻ってきているように感じます。

ジャズは大まかなフォーマットこそ決まっていますが全て自由に演奏するのはもちろん、ロックのアンサンブルもお手本はあるものの、参加者なりのかなり自由で、時には大胆に、自分らしさだったり、今の自分が演奏したいように、レッスンで良いなと思ったことを試してみたり。

『ギターが１本の時、２本の時、どういう風に引き分けたら音楽的に成立するのか』『鍵盤パートがある場合と、ない場合はどう弾き分けるのか』など、みんなの演奏を見ながら講師からアドバイスをもらったり。

もちろん、講師も無作為に混じって演奏、参加者もどんどん入れ替わっていくので、いろんな人と演奏します。

ジャムセッションでは、初級者からどんどん参加可能です。

とにかく沢山他の楽器と演奏する機会を持ち、いっぱいコケて、課題がわかり、次の目標がはっきりしたら、それをクリアしていけば、勝手に上達してしまう。

CUEのジャムセッションを一言で言うなら、『先生も他の生徒さんも周りの人全員があったかくて、安心してコケる練習が出来る場所。』です。

バンドの練習でも、ライブでも、沢山の機会を作って沢山コケてきた人は本番に強いです。その人はコケるたびに、その課題を克服して次のライブに臨むように沢山経験してきた人だから。

例えば、いつも家ではまあまあ弾けていたのに、本番になった途端、曲の途中で止まってしまったり、今どこにいるのかわからなくなってしまうことも、初級のうちはあります。でも、それで良いんです。一人だと良い感じで弾けてるのに、バンドに入った途端全然弾けないんだ、、、ということが解ったのですから。それを踏まえて、どんな練習が必要かをレッスンで学んで次に活かす。本番の実力が自分の今の実力なんだと気づけることがスタートラインです。

このような趣旨でのセッションですが、CUEのジャムセッションでは初心者同士で演奏させることはありません。

上級の生徒さんか講師がアンサンブル内で必ず良い感じになるようにサポートします。バンドとしての演奏がしっかりと成立するので、アンサンブルの楽しさを堪能できます。だからこそ、生徒さん自身がどうだったかに関して、自分でじっくり考察することが可能です。講師からも、次はどうすれば良いかのアドバイスももらえます。

上級者は、バンド内でどのような演奏をしたらより良くなるのか、周りは上級者なのか初級者が入っているのか、バンドを牽引するのか乗っかる演奏が良いのか、アンサンブル内の楽器の種類が多いのか、少ないのか。音量バランス、抑揚、タイムフィール、音色の選択、メンバーへの合図や目配せ等、試してみることは沢山あります。それをリアルタイムで行います。これぞセッションです。二度と同じ状況はありません。今出ている音が全て。それが楽しいとみんなも思ってくれてると良いなと思います。

写真を一部掲載します（全員分撮れませんでした、写っていない方ごめんなさい。）

最後に、足元にペダルボードが３台集まっていたので、記念撮影。

エフェクターは持ってきても、アンプ直でも、どちらも面白いです。それぞれの良さがあります。

次回は5月となります。またみんなの笑顔と上達が楽しみです。