2010.03.17
JJ レコーディング終了☆
16日にJJのレコーディングを行いました。いや~、自分のバンドでオリジナル曲のレコーディングは久しぶりです。
今回は『一発録り』ということで、この1ヶ月位はそれに焦点をあてたリハーサルをしてきました。
1~2ヶ月前から先週わたって、メンバーでポツリポツリとオリジナルを書いてきて、毎週リハーサルをして来たのですが、あっという間に当日が来てしまいました(汗)
私が書いた曲は2曲ですが、コード進行が強烈で、一瞬息を飲んだらもう置いて行かれる、、、、という崖っぷちでどれだけリラックスして演奏出来るか、、、という自虐的な曲です。メロディックマイナーとコンビネーションオブディミニッシュの練習と、西海岸的ハーモニーしたくて書いた曲なので、考える事がいっぱいの自分と良い演奏の狭間で苦戦。ベースにも小難しいコード進行で大変な思いをさせました(笑)
佐藤さんが書いた2曲は、とても内的なジャズの良さがあるのですが、曲が深くてどう表現するのか?に苦心する曲です。音楽的な思慮深さを問われる曲達です。
こんな感じでCUEにて録音。 |
アコースティックベース佐藤さん。 | |
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CUEドラム科講師、宇都宮さん。 |
バンドの空気感とかその場の反応とか、グルーブとか、、そういうのがジャズだということで、『一発録り』にこだわったのですが、最初の何テイクかはレコーディングの環境に馴染めず、バンドの一体感が出るまで何度もプレイバックを聞いて修正して、、、の繰り返しでした。
ライブだと、多少のミスも、『まあ、それはそれ!音楽全体として良ければ◯』と言っていられるのですが、演奏がずっと残るのに、後からミスの修正が出来ない!って思うとプレッシャーが掛かります(苦)かといって、無難に弾いていたらつまらないものになってしまうし、自分が冒険をしてコケたら、凄い気迫と集中力で演奏しているメンバーに迷惑かけるし、、、。とにかく、もの凄いプレッシャーの中での演奏かつ、平常心での演奏力を求められた現場でした。
だいたい1曲につき2テイク~5テイク位録音しましたが、録音が終わった瞬間に、『このテイクは使える!』と解る感じでした。全部で6時間位の過程でしたが、終わった後はみんな放心状態です。かなりの集中力を消耗した感じです。
まあ、演奏に対する心残りはメンバーそれぞれ胸の内にあるとは思いますが、今回の『一発録り』の目的に即した演奏に対しては、ベストを尽くせたと思います。
間違ったり、こけたりしている部分も無修正だけど、それも今の実力として次へのステップにしたいと思います。
終わった後のメンバーと川井さん。写真を撮ってくれたのは佐藤さんの奥様。いつも細やかな気配りをして頂いています。感謝☆
メセニーやスコフィールド他、上手いギタリストの一発録音を聞く度に、もっと練習したいなと思う今日この頃です。頑張りますよ!