FM・アレクサンダー氏(1868年オーストラリア・タスマニア出身)の発見から始まったワークは、
「思い方」を変え「引き算」していくワークであると言われています。
まじめになるのをあきらめ、正しいと思ってやっていたことを置いたままにして(思い方を変え)、
新しい行き先をみつけると、だんだん癖の動きをやめていくことになります。
くもったガラスを磨くように、本来持っている自分の能力に気がつき「世界」が開けると
生活や「人生」を見直すことができます。
アレクサンダーテクニークを身につけ、今よりももっと自由に深く、そして遠くへ「進化」しませんか。
たとえば、ギターをもっと上手に弾けるようになりたいと思う時、あなたはどんなことを考えるでしょう? FMアレクサンダーは、こう言います。
上手にできないのはあなたの使い方が影響している。ギターを弾く時にうまくやろうと思っていないかい?まずは、動きを観察し、あなたの身体の使い方、弾く時にどんなことを思うのか、二つの面から観察しよう。
アレクサンダーのテクニークは、特別なことではありません。行動するときの身体の構造を理解し、頭で何を考えているか、それを観ていけば、だれにもできることです。うまくなりたいと思う自分を認め、今、必要なことは何か、それが分かればだれでもできるようになります。
なお、アレクサンダー氏は断言します。どのような身体の不具合も精神的な問題も、自分が望めば必ず改善へ向かう。 この考えは、音楽、ダンス、演劇等パフォーマーやパソコン等のデスクワーク、立ち仕事、人間関係の改善、花粉症、上がり症、頭痛腰痛各種痛み、様々な病気の諸症状改善に使えます。
FMアレクサンダー氏の発見した考えと身体の使い方を体験し、あなたの変化をお試しください。
FM.アレクサンダー(Frederick Matthias Alexander)は、オーストラリア、タスマニア島出身1869(明治維新の翌年)生まれ。1955までロンドンで活躍しました。
彼はシェークスピア劇の朗唱で前途有望な俳優でしたが、ある大きな舞台の途中で声がかすれ、なんとかしようとしましたが、努力する程に声が出なくなり、やむなく医者にかかります。しかし医者の治療では改善できないことが分かり、自ら鏡を使い観察を重ねて実験を積みます。
何が起きているか、声を使えるようになるには何が必要か。
彼は10年足らずの間に脊椎と頭の関係において、使い方が機
能に影響を与えることを発見し、改善を重ねた結果、舞台で話
すことができるようになりその後彼はシドニーで指導に当たり
ます。
当時の生徒は舞台の人がほとんどだったのですが、そのうちの
何人かが結核を患っており、FMのレッスンを受けたことで病
気を完治します。それを医者に認められ、ロンドン行きを勧め
られ、彼は英国へ渡ります。
彼は演劇界の守護者と呼ばれ有名な俳優にレッスンを行い、
また演劇界のみならず教育学のジョン・デューイ、小説家のオ
ルダス・ハクスリー、動物行動学でノーベル賞を受けたティン
バーゲン等への指導を行い、神経症などからの回復を助けます。
現在、英国を中心にカナダ、US、ヨーロッパ各国、中国、
韓国、台湾、日本で10000人以上の教師が芸術大学、病院、
施設で活躍中。ポール・マッカートニーやスティングも
熱心な生徒の一人です。
身体や考え方の癖は、やっていることに気がつけば変えることができます。観察するポイントがわかれば、誰でも簡単なことです。身体の使い方は音楽活動に大きな影響を与えています。
楽器との付き合い方、そして、身体の使い方に疑問を持ち始めた方は、ぜひ一度受講してみてください。普段、気がついていなかったポイントを見つけ、思いがけない身体の使い方を体験できます。
アレクサンダー・テクニークは本来の身体の使い方を知ること。例えば脊椎はどこからどこまであるのか、肩甲骨と鎖骨と腕の関係はどうなっているのか、「フォルテ」はどのように腕と胴体を使えば、良い音が作れるのか。
一回だけのレッスンでも効果がありますが、定期的な受講によって、具体的に納得できるようになります。
個人レッスンとグループレッスンはそれぞれ良さがあります。
個人レッスンは、個人に合わせてじっくり進めます。
グループレッスンは、その時集まった人たちで共通テーマを学びます。個人レッスンでは見えない他の人の動きを見ることで、自分のやっていることが分かる機会があります。
井上 葉子INOUE YOKO
京都市左京区百万遍出身。
1983年モンテッソーリ教育教師になる。
1989年から2005年まで名古屋の大検コースで働く。
1983年以来、アドラー心理学、マクスウェルマルツ、瞑想ヨガ、フェルデンクライス、ライヒアンセラピー等経験後、アレクサンダーテクニークに出会う。
2003年心身の自由と自律を求めA.T教師になる。ATI(アレクサンダーテクニークインターナショナル)公認。
2006年Bill Brenner教師養成コースアシスタント。
2010年渡英。マクドナルド派ピーター・リボウ教師養成学校で8ヶ月トレーニングを受ける。その間A.Tを土台にして作られたモンテッソーリ学校のワークショップに参加。また、その期間に俳優養成専門学校でも教える。パリにあるA.Tトレーニングスクールエタップにも滞在。Christine Hardyとの親交を深める。
2011年から現在まで劇団うりんこで演劇を取り巻く問題の改善に立ち会う。視力改善法Bates Methodを松田好子から学ぶ。「フリースクール小さな学校」設立。
2012年ナゴヤアレクサンダーテクニークセンター設立。教師養成毎日コース開始。
2010年以来Peter Ribeaux、Dorothea Magonetが教師養成コースをサポートし、定期的に来日している。
アレクサンダーテクニークコースは講師自宅、もしくは講師出張での受講です。
◾︎受講料金は相談に応じます。
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