2012.09.30
9月のジャムセッションが行われました♪
9/23(日)にジャムセッションが行われました。
今回は初参加の方が、ますます多くなり、スタジオに入り切らない位の生徒さんで一杯になりました。
また、前回の『軽音楽部』に初参加した人も沢山参加してしていて、皆顔なじみな感じで和気あいあいな雰囲気でした。
(スタッフが多忙で前半の写真が撮れていなくて残念、、、こんなのばかりで、ゴメンね。結局いつも生徒のQちゃんやMくんに写真撮ってもらってます。いつもどうもありがとう!)
今回より、アコースティックベース科の土田講師に来て頂くことになり、スリリングかつエキサイティングな演奏となりました。
私も個人的にエキサイトした演奏をさせて頂き、楽しかったです。生徒の皆も一緒に演奏し、そう思っているはず!
つっち~最高です!
さて、生徒の演奏の方は、今回はロックバラードと、爽やかなポップから。
どちらも、良い音、良いタイミング、良いグルーブで弾くというのは、なかなかチャレンジしがいがあるし、アンサンブルでしか経験出来ない事。
ギター科の生徒については、特に今回のバラードは、原曲ではピアノイントロ、曲中はサビまではピアノとボーカルのみ、、、というアレンジのものでした。
それをギターでイントロからサビ前までを弾き、ボーカルを支えなければなりません。コードも通常の7thコード以外にも、分数コードが沢山出てきます。新しいボイシングを綺麗に発音するのもチャレンジだったと思います。
特にイントロはピックでは無くフィンガーピッキングでなければピアノのようなラインを演奏する事が出来なくて、テンポがしっかりボーカルに伝わるように演奏する為には一番神経を使う所でした。ritで、減速して音が無くなった所でエンディングもギター1人で弾かなければならず、皆に注目されているプレッシャーの中で演奏するのは、なかなか緊張すると思います。でも、まあ、それも経験ですから(笑)
ドラム科、ベース科の生徒さん達は、曲の途中まで休みの分、サビからダイナミックに入って来て、深くてビッグなリズムで演奏を支えてくれました。ダイナミクスのコントロール、最高でした。後から話していたら、「バラードならではの演奏の仕方をみっちりレッスンでやりましたよ!」っ事でした。皆とても良かった!
アメリカンポップは、Avril Lavigne?みたいなアレンジの、爽やかな16thの曲。こちらも、ミディアムというか、バラードというか。アコギパートとエレキパート、鍵盤パート、ストリングセクション、マンドリンとかで編曲された曲なのですが、ギター2本で音楽を成立させるように演奏してみました。
「アコギ以外のパートの、どのラインを取捨選択するか?」で、全体の仕上りが変化するのですが、人によって抽出したパートやフレーズ、ダイナミクス、演奏時の音色が違うので面白かった。でも、全て成立していたので良かったと思います。
CUEの生徒には、
1)無いパートは作れば良い!
2)ギター以外のパートが必要なら、その楽器になったつもりで演奏してみよう!
3)自分が、バンドのサウンドメイキングの要になるつもりで!
なんていうレッスンを、初級の状態からしているので、レッスン内ではあまり手取り足取りしなくても、何だか「さまになる」所までは皆自分でやって来てくれるのでそれを添削するだけです。もちろん、手取り足取り、最初はレッスンでやるんですが、ある程度テクニックと理論が解って来ると皆そうなって行きます(喜)
生きた音楽、安定した強い心、全体を捉える俯瞰力、柔軟な対応力、そんな事をCUEで学んで欲しいと思っています。ジャムセッションはリアルタイムでそれを試し、体感出来る場所です。ジャムではコケることも許される。そして、次の練習課題が明確になります。
ジャズはOrnithologyで、歌とユニゾンしたり楽器のみで演奏したり。parkerの曲はテンポが劇速なので、講師演奏は結構高速でやりましたが、生徒達は自分が弾けるテンポで行いました。テンポが違うとアプローチも代わり、色々なOrnithologyが聴けました。初級の生徒から経験者の生徒まで、色々混じりつつベストな演奏が飛び出しました!
ジャズは初級からベテランまでの色々な人が一緒に楽しめる音楽です。上手い人とばかり演奏するのはエキサイティングで楽しい事ですが、自分が牽引していかなければならない立場になった時に、バンドを上手く導く人が本当に素晴らしいミュージシャンだと私は思っています。周りを見渡す力、瞬時に自分が何をすればベストか!に気づく事。
特に初級者等、演奏中にロストして迷っているメンバーが居れば、解り易く今何処にいるのかを音で教えてあげたり、リズムが崩れそうになったときは、自分の出しているリズムで牽引して皆が良いリズムの状態に戻って来れる様にしたり。一番大切なのは、自分自身の演奏でいっぱいいっぱいにならない事なんですが、これだけは、意識することと経験でしか得られない所です。そういう部分も、ジャムでは声かけをしながら進めていきます。
今回は今までに無く沢山の参加者があり盛り上がりました。立ち見が出る程だったので、初参加の人にはちょっとプレッシャーだったと思います。
でも、演奏は見てもらってこそ、、、なので、沢山演奏をして、どんどん慣れて行ってほしいです。
11月のジャムセッションは11/18(日)です。発表会前の準備と重なる期間ということもあり、シンプルなフォーマットの曲が選曲されています。
それはそれでどう料理するのかが面白いです。
さて、現在は13期の軽音楽部、部員募集中です。奮ってご参加ください!
締切は9/30です。
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