名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

第１１期軽音楽部が動き出しました。
ロックバンド３、ジャズバンド２、歌ものDUO３となりました。

今回は８バンド中７バンドにボーカル科の生徒が参加しています。どの科の生徒も初参加が多く、初々しい軽音楽部がスタートしています。

どのバンドも１０月中に選曲会議が開催されていて、１１月から本格的にスタジオで練習を開始しているようです。
耳を澄ましていると、あちこちから練習の音が聞こえてきます。毎回思うのは、初心者バンドでも１回目の練習でとりあえず１曲を通せる様になっているのがCUEの生徒の強みかなと。

CUEでは発表会でも、軽音楽部でも、必ず曲を選んだ人はその曲のリードシート（曲の構成とコード進行の解る譜面）を作成するのが基本になっています。
各科の新しい生徒さん、特にボーカリストやドラマーは譜面とかコード譜って何？という人も居ますが、軽音に参加していくうちにバンドのメンバーが見ている譜面の意味を理解し、なるべく早い時期に譜面に興味をもってもらって、次回から「自分で出来る所までは書いてみる」ことにチャレンジ出来る場所でありたいと思っています。

効果的なリハーサルは無駄なリハーサル時間の削減になります。特にCUEの多くの生徒さん達は社会人が多く、仕事を遅くまでやっている訳なので、なるべく効率の良いリハーサルを経て本番に向かう力を付けて欲しいというのが軽音楽部の狙いです。そうなんです、ただライブを企画してスタジオを無料開放している訳では無く、ちゃんとレッスン的な狙いがあるんですよ（笑）

自分で出来る所まで書いてみたら、それがたとえ「ビミョ～な出来」だったとしても、経験者のギター科や理論科の生徒、部長長谷川、顧問の私が責任をもって添削しますので、バンドのメンバーは最終的に、使える譜面を手に入れてそれでリハーサルを進めて行くことになります。でも、本番は「全曲暗譜」がライブに参加の必須条件。
でもこれは矛盾では無いんです。効果的なリハーサルが出来るから、暗譜でのリハーサルの時間を確保することが出来ます。最初から譜面無してやるのに比べて効率が良い事をCUEの古株の生徒達は皆知っています。また、一度譜面を書いておけば、いつでもその譜面を使って誰とでもセッション出来ます。う～ん、便利便利（笑）

そうそう、今回私は、ジャズボーカルバンドでギターを弾き、ロックバンドでベースを担当することになっています。両方とも１回目の練習を行いましたが、メンバーがごっそり変わって新鮮な気分で楽しく練習しています。特にロックバンドは５人中４人が初参加！　高校生ドラマーと60代のギタリストを筆頭に中間世代のメンバーが加わり、ほんわかとした雰囲気のバンドです。ジャズボーカルバンドでは、バンド全体のスイングフィールの一体感をコントロール出来る様に練習をしています。こちらも初参加の初級ベーシスト、ジャズバンド初参加のギタリスト、バンドでのジャズは初体験のボーカリスト、歌ものジャズは初めてのドラマーと、色々「初めて◯◯のバンド」ですが、楽しく練習しています。特にギターとベースは、ボーカルに会わせて曲のキーを調整するため、今までに弾いた事の無いキーでスタンダード曲を演奏、本番は暗譜となります。ちょっと時間的に余裕が無いかもですが、頑張りたいと思います。