2015.08.31
第17期 軽音楽部ライブ終了♫
8/30(日)に、第17期軽音楽部ライブが開催されました。今回は6バンド出演。ほぼ半数が今回初めて軽音楽部に参加するという、初々しいライブとなりました。
「軽音楽部」というと、大学のクラブ活動のようなイメージを私は持っているのですが、皆さんはどんなイメージがありますか?
CUEでは年齢に関係なく、お互いに刺激を受けながら、素晴らしい仲間と一緒に向上心を持って、自分の出来る事を紡ぎながら音楽を作り上げて行く事が趣旨で活動しています。
今回も皆の集大成としての素晴らしい演奏が沢山聞けました。そして、何よりも皆がニコニコして、出演者もお客様もみな暖かい雰囲気に包まれての本当に素晴らしい空間でした。
順番に私の私的な感想を書いてみたいと思います。
トップは熟年バンド、「ハーバーストーンズ」
地道にコツコツと練習を重ねて来ていました。全体練習以外にも、パート練習を頻繁にしていたのを知っています。キーボード入りのスタジオミュージシャン達の演奏をこの小編成で再現しようと工夫を重ねていました。仕事が忙しいメンバーもいて、なかなか全員が揃って練習が出来なかったようで、スケジュール調整も大変だったようですが、本番は楽しく出来たようで良かったです。
ボーカルのHさんは軽音初参加。次回も是非参加して頂きたいです。
ジャズトリオ「サバ」
ドラム・ベースレストリオという新ジャンルを確立(笑)。
というか、どんな編成でも工夫によって良い音楽になり得る事を証明してくれました。ギターとピアノはドラムにも、ベースにも、ホーンセクションにもなれるし、音が足りないなら、お客さんの頭で「無いパートが、さもなっている様に」聴いてもらえば良い。面白いですよジャズは。何でもあり!
今回、ずっと参加したいと思っていたけど、去年まではCUEにジャズピアノ科が無かった関係で夫が出演する軽音楽部のライブを見ながら「もどかしい思い」をしていたピアノ科Tさん。今回は2バンドで10曲のジャズを演奏。本当に楽しそうに演奏していた姿が印象的でした。ジャズピアノ科を開講して本当に良かったです。入会半年で超絶アドリブ冴えまくりでした。ピアノ科恐るべし(笑)
軽音は久しぶりの参加となるHくん。いつもはロックかファンクバンドで参加だったけど、今回ジャズバンドに挑戦です。アドリブの楽しさに開眼!?、この先楽しみなギタリストです。
ジャズバンド「NASU GA MAMA」
全員が、はじめましてのバンドでした。そして、ベースの私を除く全員がまともにジャズのバンドやった事もなく、どういう順番でソロを回すのか以前に、4ビートのグルーブさえも曖昧、メロディーとコードしか弾いた事無く、アドリブとか言われても、何弾けばいいのか解らない〜〜〜って、ところから始まったバンドです(結成の段階で、全て想定内ですけど(笑))
ですが、初回の練習で、アドリブに使える簡単なスケールをピアノで弾いてみせたり、ジャズの決まり事を理解したり、今日出来る事だけやってみよう!って感じで、少しずつ出来る事を増やして行った結果、もう、いっぱしのジャズバンドじゃん!って言える位の演奏が出来るようになりました。ブルース、リズムチェンジ、バラード、スタンダード、もう何でも演奏できる!(笑)
普通にアドリブして、アイコンタクトして、ソロのトレード(掛け合い)して、相手の音に反応してフレーズで合いの手を入れて、、、、、。5ヶ月でここまでくるのは素晴らしい!! お客さんも、初心者バンドですって紹介したらビックリしていたようですが、本当なんですよ。 バンドの練習までにこれが弾けるようになりたい!って思って、レッスンを受けたり練習したりするから上達が早いんですね。
入会6ヶ月のジャズピアノ科Mさん。皆の足を引っ張らない様に、、、とか最初は言ってたけど、アドリブを永遠と弾き続けられるまでに成長(笑)。もちろん本番ではビシッとカッコいいソロを決めてくれました。初バンド、初ライブ、初軽音なのに、この楽しいそうな表情が良いです。メンバーとの信頼関係があるので、リラックスしていつも通り(いつも以上)の演奏が出来てました。
今回軽音は初参加Nさん。ご自身のバンドでも活躍されているようですが、ジャズバンドは初参加。
安定したドラム、所々、師匠直伝のポリリズム的なかっこいいドラムソロが炸裂していました。エネルギッシュなドラムが持ち味。
ジャズギター科・音楽理論科Mくんも軽音初参加。見た目年上に見えますが23歳。
ジャズはCUEで始めました。グルーブやフレージング等、去年入会して来た頃に比べると随分洗練されて来ました。速弾きもライトハンド奏法も健在ですが、味のあるフレーズも弾ける様になってきました。何よりもグルーブが格段に良くなった。素晴らしいです。
バンドリーダーのボーカル科Oさん。ジャズバンドで歌うのは初めてでは無いけど、CUEに来てから本格的にジャズを学び始めました。バンドの中では、娘のようなお母さんのような不思議な魅力で、メンバーから信頼を得ていました。彼女無しにはこのバンドは成り立たなかったと言えるぐらい、キャラが際立っていました。少しハスキーで雰囲気のあるジャズボーカルを聴かせてくれました。
そして、今回は私とスタッフで司会をやる筈で、本番直前にバタバタと準備をしていた所、彼女が司会を引き受けてくれました。そして、会場がこの司会によって爆笑の渦に包まれることになるとは想像していませんでした(笑) Oさんがしゃべると、笑いが巻き起こります。これは、天性のキャラですね。ありがとうOさん!
「about 60’s」
ダンディーなおじさま2人のジャズギターDUO
CUEのジャムセッションや発表会でのバンド経験はあるものの、2人というミニマムな編成が初めてで、最初は非常に戸惑ったと思います。ですが、お互いの担当講師に疑問点を毎回質問攻撃(笑)で、どんどん新しいアイデアを考えては試して実験を繰り返し、選曲もより良くなる様に選び直し、なんとか2人で音楽を成立させる為に試行錯誤をしている様子をずっと見て来ました。
そして、本番は、暗譜必須(軽音の掟(笑))なので譜面は見れないし、自分が止まったらどうしようというプレッシャーの中で、多少の緊張も有ったと思いますが。本当に楽しく演奏していました。
ジャズギター科Sさん、軽音初参加。そして2人でアイコンタクト取りながらこんな笑顔がよく出ていました。また、客席に応援隊が来ていてステージに向かって声援や、ツッコミも入り、楽しい演奏でした。良かったです!
ジャズバンド「コロニーズ」
このバンドは結成時は、ドラム、ギター、ピアノのトリオだったのですが、途中で体調不良で入院のメンバーが出て脱退になり、急遽2名のメンバーを加えて4名のバンドとして再スタートを切った経緯があります。選曲も新しいメンバーになってから全て選び直したので、他のバンドに比べて練習回数も少なくならざるを得なかったのですが、そんなことをみじんも感じさせない演奏でした。また、そのようなことをMCでも全く話さなかった(わざわざ話す必要がない事ですし、、、)ので、安定してリハーサルを重ねて来た上級者のバンド、、、だと思った方が殆どでは無いかと思います。
どんな状況でも、自分たちの演奏に責任を持つ、、、ということが出来ていたバンドで、私は状況を知っているだけに、本番の演奏の出来を見て感無量でした。彼らなら絶対に良い演奏になる!と信じていましたので、現実になった事が本当に嬉しかったです。
リーダーのジャズギター科Oさん。普段はご自身のバンドやセッションで活動されていますが、軽音は久しぶりに参加。皆を包み込むリーダーシップと包容力で、バンドを牽引してくれました。バンドのアレンジも凝っていて、これは彼のアイデアだな、、、と思わせる所がちりばめられていました。スタンダードをただ演奏するだけでは無い、何か仕掛けがある、、、、面白い演奏でした。
先ほど紹介の、ジャズピアノ科Tさん。彼女のこんな嬉しい笑顔が見れて、私も幸せです。
軽音、サイコ〜!
最後を飾るのは、ロックバンド「男女共学」
バンド名の命名者は、ギター科Tくん。女性バンドの中の唯一の男性、マスコットキャラ。今日も、MCをふられて、良いキャラでコメントして客席の笑いを取っていました。
このバンドは、17歳の高校生ドラマー、20歳のギタリスト(入会6ヶ月)、ボーカルの3名が軽音に初参加。しか〜し!
ボーカル科Nさん。ずば抜けた歌唱力、表現力、パワーで、会場からため息が出る程すごいボーカリスト。加えてピッチの正確さが半端無い。バイオリニストとしても活動していると聴いて納得。
私とメンバーで、頑張ってコーラスパート歌ったけど、彼女のボーカルに上手くハモッってたかな(笑)
彼女は自分は控えめな性格、、、とか言ってMCをしていたけど、ベース弾きながら後ろから見ていてそんな感じは全く無く、弾けて突き抜けて、チャーミングで。本当に良かった。そして、そんなボーカルを支えるメンバーも、初心者も混じっているけど、そんな事は感じさせない分厚いサウンドが出せたと思います。
初級者のバンドなので、演奏順が最後、、と聴いたときは全員で「え〜私達が〜?」となっていましたが、本日の演奏を聞いて下さった皆さんから、「とても良かった!」と言われたりすると、バンドとしての成長を本当に感じるバンドの一つだったなと思います。
高校生ドラマーKさん。バンド始めてから確実に出音が良くなった。毎回の進化が凄い。
ベースとの一体感やグルーブの感覚を掴む音楽的センスが抜群。周りの音も良く聴いていて、バンドの骨格を支えてくれました。
ここだけの話し、彼女のお父さんは私の知り合いでギタリスト。やっぱサラブレットの血を引いてる!! 今日はお父さんは自分のライブと重なって見に来られなかったんだって。親子揃って同日に別の会場でライブ。良いですね〜。
そして彼女はこれから受験勉強に入るとのこと。がんばれ!
先日20歳になったばかりのSさん。とりあえず、アコースティックギターを買って、CUEに来たのが8ヶ月前。数ヶ月レッスンをうけるうちに軽音に誘われ入部。今日はイントロやエンディング、ボーカルの伴奏と、大活躍。特に緊張する事も無く、初ステージだと全く感じさせない落ち着き具合に、昭和生まれのメンバーから「新人類」と呼ばれていた(笑) 確かに旧人類の私も、今時の若者のキラキラ、ピカピカした、こういう雰囲気が眩しいと感じる(笑)今度はエレキにも挑戦したいとのこと、次回の発表会で、エレキデビューの予定。乞うご期待!
という感じで、無事に演奏終了。
本日ご来場頂いたお客様は、みな暖かくて、ステージのメンバーのMCにも反応下さり、また暖かい声援を送って頂き、素晴らしい方々でした。
終了後のアンケートで、多くの出演者がお客様の暖かさについてコメントしておりました。この場を借りて、お礼を言わせて頂きます。ありがとうございました。
そして、当方の段取りがあまり良く無い中で、こちらの要望に答えてセッティングに奔走頂き、楽しいイベントとなることにご協力を頂いたアルマジロのスタッフの皆様、ありがとうございました。
そして打上げに突入。全員が参加出来ていないので、参加者だけの写真になります。
ボーカル科Oさん。当日急に司会を引き受けてくれてありがとう。本当に彼女の司会は面白い。次回の発表会もよろしく!!
皆元気で、話しが盛り上がってたみたいですね。
おじさまグループ。もう、随分出来上がっている方もいらっしゃいました(笑)
椅子から転げ落ちないで下さいね(笑)
こちらも、バンドの枠を超えた交流会になっていました。
CUEの生徒さんの何か良いかって、人が良いんですよ皆。本当に私は人に恵まれているな〜と感じます。だから、すぐに打ち解けて仲良くなれる。人と人の間に垣根が無いんですね。
スタッフOがどっかへ行っているけど、、、、とりあえず1枚。スタッフKも一緒に。
打上げ終了後に記念撮影。お疲れさまでした! また来年も、楽しくやりましょう。その前に発表会ですね。2016年1月24日(日)、名東文化小劇場です!
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