名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

キューミュージックラボ

電話番号052-778-3396無料体験レッスン

ブログblog

ホームブログLA渡航記

2000.07.09

日本人同士

こっちの日系情報誌に、

「アメリカでは、日本人は同じ日本人同士で助け合わない。日本人っぽい行動をしている人ををアメリカで見つけると露骨に嫌な顔をしたり、過剰なほど神経が反応するようだ。」

とあった。確かに、中国人や韓国人はチャイナタウン、コリアンタウンを形成して、肩を寄せ合って生活している。LAではかなり大きな社会を形成している。英語なんか話せなくても生活していける環境を作っている。

日本人は?英語が不得意でも助け合わないどころか、英語が話せない日本人に後ろ指を差すのみ?日本の義務教育で英語は習ってるはずだから、本気になれば話せる様に成るのにサボってるだけ?英語が話せないならアメリカに住むべきではない?、、、、
いろんな意見があるのでしょう。
私個人としては、年も食ってるので自分の若い頃のアメリカ生活なども踏まえて考えるに、日本人は、、、、というより、個人的に他の日本人の非難にも興味が無いし、片寄せ合おうとも思っていない。
必要と思う人物が日本人であればそれはそれで良いし、これはどこの国の人にもあてはまることだ。うっとおしい人物についても日本人と他の国に対する差を感じない。

日本人が、、、で決めるのでは無く、その個人を自分がどう思うかで判断していくと、「阿呆な日本人」と「阿呆で無い立派な日本人」にいちいちカテゴライズする必要が無くなるので楽。
何となく思うに、日本にずっと押し込められて自分を押さえ付けていた人が、アメリカで「さあ、やったるでー」的に気張ると、かつての自分の姿を思い出させるような行動に対して嫌悪感を感じるのではないか?と。
(じっさい、若い頃の私は、いちいち日本人の行動に憤慨していた。でもね、そんなことやってると体が持たないのよ、生活はただでさえストレス溜まるわけだし、やることなんて次々出てくるしさ。)

LAMAでは、日本の人とも離れず付かず、、、と自分でも知らないうちに上手く出来ているようだ。(上記の考え方をしているだけなのだが。)クラスの英語が殆どダメな日本人に日頃は先生との間に入って通訳代わりもするし(別に気にならないし)、英語をきちんと習うことも薦めた。他の日本人の子にもセッションに誘われたりするが、「いいよ」って答えるようにしてる(もしやることになったら、折角アメリカに居るんだから全員日本人だったやらない、外人誘ってきてっていうつもり)。
やはり学生レベルでは、日本人ばかりのセッションは苦痛だと思っているので、実際にはめんどくさいので行きたく無い場合は、これこそ日本人お得意の表面攻撃で「いいよ」って言うだけにしてそれ以上は何も言わない。上手いと聞いている外人相手の場合は、「何日の何時ね」まで決めてくるけど。そうすると学校で日本人の子に会えば挨拶は交わすし、情報交換とかできるし付かず離れずで。でもセッションは外人軍団(一緒にやって楽しいと思える外人軍団が良い)。(実際、20代そこそこで演奏技術もこれからで生活にも追われている状態では、上手になるにはまだ時間か掛かるだろうな、、、と反面彼等を気の毒にも思ったりする。あー私も年取ったなー。)

今、ふと思ったけど、語学力さえあれば一人で生活していけるわけで、つるむ必要がない。外国人達は同じ国の人間同士だからといってつるまない。なぜなら彼等は英語でどこの国の人とも自由に話せるから。ふだん自分の国にいたらとても友だちになれそうもない(なりたくない)人物とアメリカにいるが故、母国語を話すためだけに友だちとしてふるまうのは馬鹿げてる。疲れるぞ。Denmarkの友だち同士がもめて、セッションがキャンセルになったため、急きょ代わりのセッションをMake-upした。
人の喧嘩の巻き添えで演奏がキャンセルされるのはご免だ。同じ国だからって仲がいいこととは関係ないこと。人間性でつきあえば、国境はないも同じ。語ってしまった。

tel:052-778-3396 無料体験レッスン
Copyright© 名古屋市名東区の音楽教室(個人レッスン)ならキューミュージックラボ. All Rights Reserved. プライバシーポリシー サイトマップ
無料体験レッスン