名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

先ほど、関東の音楽大学へ進学した元ジャズギター科の生徒さんから電話をもらいました。

彼は高校卒業後、普通の大学を受験したのですが、今ひとつ納得して受験出来ていなかったと感じ、一浪して当教室のレッスンに通い始めました。約９ヶ月のレッスンと音大受験準備でジャズギター科と音楽理論科を平行して受けていました。受験時に向けて必要なスキルの習得、アドバイスを確実に実行し見事に希望の大学へ進学しました。

最初は音大以外の芸術系大学を候補にしていて、音楽との関わり方について悩んでいました。 私は、聞かれた事にだけ答えるというスタンスで、彼が進路を真剣に考えている間はずっと見守って来たのですが、夏頃に自分で結論を出し、親を説得し、音大受験を決めました。

今日の電話のきっかけは、以前私がレッスンで指導した内容の再確認だったのですが、近況を聞くと、『自分で決めた事を思いっきりやれている幸せを感じていて、学校の施設を使いまくって練習三昧の日々を過ごしている。管楽器やピアノとのアンサンブルは新鮮で、ビッグバンド等もあり、刺激に満ちている。セッションを沢山すると毎回凹んで帰宅するけど、悔しいから上手くなってやる～！という気力が湧いて来る。とにかく毎日が充実しています』と言っていました。

一番嬉しかったのは、ひとしきり話しをした後、『やっぱ先生と話していると元気が出てきます。もっと上手くなりたいです！』と言われた事でした。講師としてこんな褒め言葉をもらい最高に嬉しかったです。また、年頃の男子が、こんな風に素直に気持ちを言葉に出せるって素晴らしい事だし、それが彼の人から可愛がられ引き上げられる魅力なのだと思います。私からは、『あまり練習し過ぎて腱鞘炎とかにならない様に、姿勢とか練習のやり過ぎに注意してね』とアドバイスをしておきました。

若いって素晴らしい。そしてエネルギーを好きな事に費やせる人生って素晴らしいと思います。