名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

1/16（日）にピアニスト風呂矢早織さんのライブを見てきました。

風呂矢さんとは、今年になってお会いする機会に恵まれまして、同じバークリーの出身（といっても、私より１０年位、卒業年度は後なのですが、、、、）ということで話も盛り上がり、1/23（日）に行われるCUEの生徒発表会でも、ピアノとキーボードを弾いてもらう事になっています。

バークリーのピアニストで優秀成績で卒業している、、、というプロフィールは知っていたので、どれぐらい素晴らしいプレイかは、だいたい想像はついていましたが、一度本気の演奏を見てみたいと思っていました。

そんなところに、ご招待を頂き、千種文化小劇場でのライブを拝聴させて頂きました。

日本の音大時代はクラシックを深く学び、バークリーではジャズを深く学び、その両方の集大成ともいえる選曲で、クラシックがジャズに、日本の歌謡曲や童謡までもがジャズに姿を変えて飛び出していました。

オリジナル曲も披露していて、私は「夕空」という曲が気に入りました。作曲家としてもピカイチです。

また、ピアノソロも聞き惚れました。バンドも良かったですが、私はソロピアノもかなりツボにハマりました。

それにしても、久々に見るバークリー節の炸裂したピアノ演奏。いや～とても良かった。刺激になりました♪
アレンジもとても凝っていて、素晴らしいリハーモニゼーションがちりばめられていました。作品としてはキメや合図も多く、それがとても見ていて気持ち良かったのですが、リズムセクションのお二人も大変だったと思います。でも良い仕事していました☆　ちなみに、ドラムは当教室講師の倉知誉氏。

風呂矢さんの人となりが演奏からビシビシと伝わってきました。私は彼女の演奏はとても好きです。また、テクニックもハンパないです。ピアニッシモからフォルティシモ、グルーブ感。表現力。ピアノという楽器を最大限に慣らしきり、弾ききっていて、聞いていてエキサイティングで心地良かったです☆

写真では解りませんが、お客さんもかなりの数が入っていました。400人位居たのではないかと思います。

「沢山の人に支えられて、演奏が出来る事を嬉しく思います」

と、挨拶していらっしゃいました。本当に沢山の方に愛されているピアニストです。

アンコールはなんと「ドラえもんの歌」をジャズで。
あまりにも「普通のジャズ以上」なサウンドで始まったので、半分位聞くまでメロディーがどらえもんとは気がつきませんでした。

小さなお子さんと父兄の方（生徒さんかもしれません）が沢山見に来ていたので、この選曲になったのでしょうね。この先生に小さな頃から習っている生徒さん達は幸せだな～と、微笑ましく見ていました。

次は、CUEの発表会で風呂矢さんの素晴らしい演奏が聴けますので、是非皆さん足を運んで頂ければと思います。
発表会は本郷のアルマジロにて1/23（日）15:30開演です。