名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

9/23に和歌山県の『きのくに子どもの村中学校』の学校主催で行われる特別講座に講師として招かれ、ギター講座を持たせて頂きました。他にも興味深い講座をいろいろな講師の方々が来て開催しています。

中級講座と初級講座で、それぞれ１時間１５分づつのグループレッスンでした。

この学校は、一学年二十数人程の少人数に制限された学校なので、全校生徒は７０人位です。そして学校や教師主体ではなく、生徒や教師や校長でさえも、同じ民主主義の１票をもっているような学校で、全ての事を生徒と先生がミーティングできめていくユニークな学校です。

なので中学生でも、自主的にバンド活動を一生懸命やる子が多いようです。

事前に、この学校の他の生徒や先生から、中学生の割には結構上手い子が多いと聞かされていたので、そのような選曲で譜面や音源、マイナスワン等を用意して講座に臨みました。

講座を終えての感想は、私が話し始めるとみんなが一斉に注目し、レッスンのポイントを掴むのが早いということでした。選曲がツボにハマったのもあるかと思いますが、デモ演奏をしたとたんに目を輝かせていました。

なので、中級のクラスでは上手い生徒は譜面に慣れているのもあり、私が譜面を渡した途端に弾き始める生徒を制してレッスンを始めたのですが、生徒達は弾きたい気持ちを抑えて、レッスンのポイントを話す私の言葉を集中して聞いていて、私がまだ話しているのに音を出す隣の友達を静かにするように制し、私の弾き始めの合図と共に、一気に練習にかかる姿は感心でした。大人でも、なかなかこういうことが出来ない人も居ますから。

初級の方は初心者も混じっていたのですが、１時間でロックのリフやコード進行をマスターし、ほぼ１曲を弾ける様にしてしまった飲み込みの早さに感心しました。

最後に、ドラムの生徒を交えて大セッション大会となりました。アドリブの基本ってどんなものなのか、少し解ってもらえたと思います。（写真は中級クラス）

また機会があれば是非講座をしてみたいと思います。未来のミュージシャン頑張れ～♪