名古屋の音楽教室キューミュージックラボのブログです。レッスン内容やアンサンブルレポートなど更新中。

11/27（日）に１１月のジャムセッション終了しました。今年最後のジャムセッションでした。
今回は、スタッフが少なかったので最初と最後以外の真ん中の時間帯は全くシャッターを切れませんでした（残念）。
写真に写っていない人が多数で、同じような写真ばかりになっていますが、、、結構沢山の人が参加しています。

今回は発表会前ということで、基本的にはブルース系セッションのはずなんですが、「発表会の生徒各自の曲の準備」やら「軽音楽部の曲を見て欲しい」とかが重なっていて、その合間にブルースの歴史、音楽理論、スケール、アドリブ、コードに対するフレーズの音の対応のさせ方、ジャズ科に関しては代理コード、曲のキー、アウトサイドに持って行く為の代理スケール等をレッスン内でやっていて、１１月もギリギリまでそんな感じでした。

とりあえずブルース系の課題を一段落させて歌ものにかかろうか、、、と思ったジャムの１週間前に、「あれ？思ったより歌ものはフレーズネタが勝負の結構難しい曲が選ばれてる。レッスン時間が～～ぁぁ足りない～。」って感じで、仕方が無いので１週間前のオープンクラスの際とか（最悪１日前になってしまった生徒も居たけど、）に歌ものを譜面を渡して、「適当に弾いてね～」と言いつつ１回しかレッスンでやらなかったのもあり。生徒からしてみれば、「この譜面、コードと構成しか書いてないんですけど～」っていうものに、「ボーカル聞いて必要だと思う所を弾いてね～、基本的にドラムとベースで音楽は成り立っているはずだから～。イントロは何か適当にヨロシク」と多くはジャズ科の生徒なんで、そんな受け答えで本番へ。もちろん、講師演奏は私がちゃんと弾きましたよ（笑）

ロックは初心者が多かったですが、音の選び方とかブルージーに、サウンドはダイナミックに弾いてくれました。初参加の生徒さんも、堂々とエンディングまで弾き切っていて頼もしかったです。
歌ものバラードはギター科は今回は上記のような短時間でレッスンが進みましたが、ドラム科とベース科は気合いが入っていました。２ヶ月間みっちり技を磨いて来ていました。やはり１６ビートというのはそれなりに奥が深いのでレッスンのしがいがあるのだと思います。今回は鍵盤が居ないので、ギターはリズムギターというよりは空間と空気感、オブリを入れたりコード感を担当する感じとなりました。

ジャズの歌ものは、テンポが速い上に２拍ずつでコードが変わって行きビバップ風に弾かないとあまりカッコ良く無い感じの曲でした。やりたい人のみ演奏しましたが４名程名乗り出て演奏しました。いきなり準備もしていないのに「イントロ８小節よろしくね～」と言われ、何とか皆弾いていました（笑）まあ、コケてもCUEのジャムは観客が皆温かいので安心です。思う存分コケられる場所でもあります、、、、、が、だれも大きくコケることはありませんでした。素晴らしい！

あ、そういえば若干一名、「歌ものはテンポが速いから今日はパス！ジャズブルースの方だけ参加します（笑）」という人がいたのだけど、みんなで「パスは３回までだよ～、今日パスってことはあと2回しか出来ないんだよ～」と、３回パスしたら何が起こるの？という意味不明は冗談を言い合っていました（笑）。私もそれに乗っかってましたけど（笑）

今回はジャズブルースだったので、いつもR&Bで参加することの多いロックギタリストもジャズに挑戦していました。生徒さんから終了後、「ジャズの音のというのはロックの音の立ち上がりや音色とはかなり違うんだと実感しました。途中で音色や音量やタッチをいろいろ試行錯誤する機会になって勉強になった」という感想をもらいました。他の生徒さんの感想としては、「講師演奏もさすがです。ドラムとベースだけでサウンドが成り立っているって感じでやはり講師との演奏は勉強になりますね。プロの演奏と発展途上の生徒の何処が違うのか実感しました。あんなふうに演奏出来る様になりたいです」とのことでした。

ベース科も演奏途中に講師から曲の進行確認や気をつける事等がリアルタイムに指示が出ていましたし、ドラム科も１曲演奏する毎に「次はもう少しココに気をつけて演奏しよう！」と指示が出ていました。そうそう、今回ボーカル科の生徒も来てくれましたが、写真に写せず残念。

やはり、ジャムセッションは楽しいです。前日に譜面を渡された生徒さんがジャムの帰り際に感想をくれました「今日はもの凄く沢山の出番をもらって楽しかったです（笑）」。
そうなんです、「勘弁してくださいよ～」という生徒が居ないのがCUEの自慢です（笑）