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2012.09.09

第12期軽音楽部ライブでした

8/27に軽音楽部のライブが開催されました。順にライブレポート。

ナナマル研究室

洋楽・邦楽からの選曲でした。壮大な鍵盤の入った曲をギター2本で工夫して世界観を作っていました。

このバンドは、メンバーの仕事が初夏あたりから急に忙しくなり、なかなか全員が揃って練習が出来ずに苦しみながらも、リーダーの指導の元、細かいパート練習をメインに練習を積み上げてきました。

本番直前にメンバーが入れ替わるというハプニングもありましたが、本番では素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

70年代の邦楽といえば、スタジオミュージシャンが一世風靡した時代。ポップスと言えども、ジャズの要素が入った凝ったアレンジに鉄壁のテクニックが満載。特に初級の生徒にはチャレンジであったと思います。リーダーでさえ、鍵盤パートとギターのパート1本分を合わせて、自身の1本のギターでどれだけ表現出来るかをもの凄く工夫していました。エフェクト、バランス、スピード感等。

メンバーの中にはロックばかりをやって来て、こういう凝ったポップスには初挑戦ということで、初めて見るテンションコード(ジャズで多用されるタイプのコード)と格闘していた場面もありましたが、本番では堂々の演奏が出来ていました。良かったよ!

温故知新

年齢は高校生から60代まで、メンバーは初心者から現役バンドマンまでの本当にバラエティーに富んだバンドでした。特にレッスンを始めて間もない初心者でこのバンドに参加した人もいて、選曲会議には私も同席していたのですが、最初は正直、『結構凝った曲が多いけど、4曲もきちんと演奏しきれるかな、、、』と顧問としては心配でした。

本番では、堂々とした演奏を聞かせてくれました。半年前に楽器を始めた人が入っているとは思えない演奏でした。まだまだステージングまでは気が回らないけれど、一音入魂の気持ち良い演奏にお客さんも喜んでいたと思います。

このバンドで印象的なエピソードがあるのですが、初顔合わせの時の選曲会議が終った後、決定した曲のうち何曲かの譜面をリーダーが書いて来ていてすぐにそれを配布して練習にかかる準備ができた事に感心しました。リーダーが、事前に情報を知っていて決定しそうな曲に関しては、先回りして譜面を起こして来てくれたので、1回目の練習からスムーズにバンド演奏に取り組める基礎を作ってくれました。このリーダーは、譜面を起こす事が前提の発表会には参加経験が無く、自分で譜面を書く事自体は始めてで、レッスンでもそのような状況になったことは無かったので、本当に驚きました。以前彼が参加していたバンドのリーダーが気が利くタイプだったので、そこから学んで自主的にやってくれたのかと思います。素晴らしい!

私は時々、練習を見に行き、どういう風に演奏を改善すれば良くなるかを指導しましたが、皆、本当に真面目で、次の練習までには完璧にしてくるので徐々に曲の輪郭がハッキリし、完成度が上がって来ていました。本番では最高の演奏でしたよ!

TREC 山田

TRECの意味を聞いたら自転車の銘柄だそうです。2人で自転車の車輪のような連動したスムーズな演奏を聞かせてくれました。

曲数は少なかったですが、言いたい事をコンパクトにしっかりと出し切った演奏、ガッツのある演奏で非常に良かった。
(初級者にありがちなんだけど、無機的にだらだら弾き続けるのって格好悪いです、、と私は思うので。)

Yくんは、今年に入ってからジャズを勉強し始めました。今回は人前でジャズを初披露。特に軽音では暗譜が暗黙の了解になっているので、コード進行を覚えるのも大変だったと思います。
そして、演奏を止めたら崩壊しやすいDUOでの演奏。よく頑張ったと思います。

ロックギタリストからジャズギタリストへのシフトを上手く出来ると本当に音楽の幅が広がります。それをこのバンドで体感してくれたのでは無いでしょうか?
練習やリハーサルも沢山していたこともあり、とにかく楽しく演奏出来たようで良かった。楽しいのが一番です。

募集中

リフ等の手数の多い曲もあり、一体感やグルーブを気にして練習していましたが、本番では思いっきり弾けた演奏を聞かせてくれました。

うん、ロックは元気じゃなきゃね。テクニックに走って萎縮した演奏より、多少荒くても元気な方が良い!そんな演奏でお客さんも喜んでいたと思います。

『無口なので静かなバンド』と紹介されていましたが、メンバーはちゃんと必要な事は話すし、『おっとり、静かに話す、落ち着いている』というのが私の印象。社会人としては本当に真面目で律儀な人達なので、このバンドが一番スムーズにリハーサルを黙々とこなして来たのでは無いかと思います。それでも、仕事が朝早い人、終業がもの凄く遅い人がメンバー内に混在していて、練習の時間を確保するのが大変だったようです。それでも、メンバー個々のスケジュールを皆が尊重してやりくりしながら、本番では素晴らしい演奏を聞かせてく出ました。そしてそういう理解のあるメンバーと演奏出来た事を皆が有り難いと思っている。素敵です。大人になってこんな経験、本当になかなか出来ないですね、お疲れさまでした! 奥さんとお子さんが見に来ていたメンバーも居ましたよ! お父さんかっこいいでしょ!

KOF Trio

写真は敢えて、MCの時のを使わせてもらいます。メンバーの和気あいあい加減がわかるショットだと思います。

ジャズ始めての間もない生徒も参加したドラムレスジャズトリオです。

演奏は、『ロストしないように気をつけた』との事でしたが、3人の息が良く合っていて楽しく聞けました。

新しい生徒が古株の生徒から色んな刺激をもらっていたようで、グングンと成長した事が印象的でした。

リーダーはリーダーで、皆を音楽的にどうやってまとめようか?を試行錯誤していたようで、それもまた良い経験だったのでは、と思います。

このバンドのエピソードとしては、ある日『東京バナナ』のお土産をメンバーからCUEスタッフに貰いました。

どうやら、1人のメンバーの実家が東京で、お盆の帰省の際に名古屋人のメンバーがちゃっかり車に便乗して東京観光に出かけたお土産とのことでした。

さすがに半年、一緒に音を出していると仲良くなるな~と思いました!

ほんだぱみゅぱみゅ

年齢不詳、謎のロックバンド(笑)
しかし演奏は全体的に男臭いガッツのある選曲で、聴かせてくれました! 爽やかな曲もありましたよ!

この中では、一番ロックバンドの経験の浅いYくんの成長が著しかった。前回の軽音とはまるで別人の高い演奏能力を発揮していました。練習量は相当な物だっただろうと推測されます。
やはり、バンドで活動するということは毎回の練習ごとに成果が見えるし、本番に向けてのモチベーションが上がるので短期間で上達への早道だなぁとつくづく思いました。結成当時から初期の頃は色々トラブルに見舞われながらも、どんどんバンドとしての結束が増して行く感じで、本番では息の合った演奏が飛び出しました。

またリーダーも気配り名人で、上手くバンドをまとめてくれました。最終的に、一番バランスの良いバンドだっだのでは無いでしょうか。

ピリッとしたしたバンドの雰囲気も気持ちが引き締まりますし、和気あいあいとしたバンドの雰囲気も楽しいです。このバンドはその両方を持っていたと思います。

お疲れさまでした。Yくん次は就職活動ガンバレ!

Tack & Free

年の差ジャズギターDUO。本番ではスタンダードを4曲演奏しました。
2人とも、ジャズの演奏は人前ではあまり経験が無いとのことでしたが、なかなか息の合った演奏を聞かせてくれました。

それもそのはず、毎週土曜日に練習に励んでいる様子を、私はスタジオの外から観察していたので知っています(笑)かなり頻繁に長時間練習をしていて、感心していました。

40歳程も年の差がある2人ですが、休憩時間にロビーで話している姿は、友達同士って感じでお互いに刺激をもらっている様子が印象的でした。
本番も、そんなお互いの信頼感の中で演奏を聴かせてくれました。

いきなりDUOという形態での演奏で、プレッシャーもあったと思いますが、良かったですよ! これからもどんどん本番を経験して行って欲しいと思います。

CUE-Ts

軽音初のガールズロックバンド。今回はトリを務めさせて頂きました。

ヴォーカルの山本講師がMCで盛り上げる盛り上げる! そして男性からの黄色い声援(黄色いとは言わないか、、、)を多数頂き、ガッツなロックを演奏させて頂きました。
お客さんに馴染みの曲が多かったようで、非常に盛り上げて頂きました。ありがとうございました。

このバンドは殆どが初心者で結成されています。メンバー内には、CUEのレッスンに入会した日に私に誘われて軽音に参加になったメンバーもいて、『何をするのか解らないまま、ミーティングに参加して曲が決まり、気がついたらバンド活動を始めていた』という人も居ます(笑)

でも、その彼女から打上げの時に『軽音最高!』という言葉を頂きました。とても嬉しいです。

さて、こんな感じでイベントは終了し、本郷の某居酒屋にて、打上げを行いました。みんな楽しそうに歓談していました。やはりイベントは楽しいですね。そして盛り上がります。同じ事に興味のある人と楽しい話しを共有するのは最高です。良い仲間に恵まれて、幸せです。

軽音楽部の活動としては、『色んな人に出会える、いろんな人と演奏出来る、目的を共有出来る、相手を尊重し自分も楽しむ、最高のステージ経験が出来る、イベントのスタッフの一員としての一体感を感じる、音楽を心から楽しむ事が出来る、軽音最高なくさないで!』という感想をもらっています。でも、軽音楽部の趣旨は、自信がついたら自主的に卒業して、外部の人を巻き込んだ自身のバンドでもっと大きなステージに出て行く事なんです。そのために必要な事を軽音を通して楽しく学んで、経験して欲しいと思っています。

最後に、今回の演奏をお手伝い頂いた、倉知講師、山本講師、長谷川講師ありがとうございました。
あと、この日をもってスタッフを退職しました宮本さん、お疲れさまでした(打上げ&送別会の写真取り忘れました、残念)。
スタッフもお疲れさま。

本当に有能ですばらしい講師や、気配りの出来るスタッフに囲まれてイベントが成功し、嬉しいです。
生徒の皆も、お疲れさまでした。また来期も是非参加してください!

13期軽音楽部の募集が9月より始まります。

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